おはなしやさんの本棚

年の初めにnoteに投稿したものの加筆修正版です★。

さて、今日は四柱推命でみた2021年の運気についてお届けしたいと思います。

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一人の女の子が海辺を歩いています。
冷たい風が吹く中、早足で歩いていると、ふと足下に小さな石を見つけました。

女の子はそれを拾い上げ、少し考えた後、また早足で歩き始めました。
さっきよりもちょっと駆け足かもしれません。

場面が変わって、静かな工房。窓からは海が見えます。

きれいに手入れされた道具に囲まれ、職人さんがじっと石を見つめて、考えています。
どう手を施そうか?
この石らしい素晴らしさを表現するためにできることはなんだろうか?と考えています。

かたわらには先程の女の子が立っています。

どうやらこの職人さん、女の子のおじいさんのようです。

2人は石を見つめては話し合い、この石をどうしようか相談しているようです。




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四柱推命では2021年2月4日(厳密には2月3日のもうほんと終わりぎわ)から新しい年が始まります。といっても運気はグラデーションのように移り変わり巡ります。なのでもうすでに辛丑の運気が全ての方に流れ込んできています。

2021年巡ってくる運気は『辛丑(かのとうし)』

辛 かのと➡︎宝石
丑 うし ➡︎冬、学び

辛丑 かのとうし は『冬の宝石』

辛=宝石
  キーワード美意識、我慢強さ、努力家、本物志向、繊細、高貴、大器晩成。
そこに、「丑=冬、学び」のエッセンスが加わるのが『冬の宝石』の運気です。

2021年は、「物事を丁寧に扱う、考える。精査したくなる。」これまでは誰かが決めたことに乗っかっていたことでも、「ちょっと待って、私、こうしてみたい」と、きちんと自分で考えて決めたくなる。そんな年になりそうです。

辛の持つ繊細さはなんというか、顕微鏡的だなと私は思います。
繊細にもいろいろあると思うのですが、辛は特に細かい。
感覚のアンテナが根本から微細。
網目が細かい。

だって、これは見逃してはいけない気がするの、と手にとってしげしげと確認するような感じ。
辛を持つ方にもこれは同じ性質があると感じます。

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 2020年は「庚子:かのえね=冬の剣」の運気が巡ってきていました。
コロナもあって、2020年はそれまで当たり前だったことがあれよあれよとぶち壊された年でした。庚のもつ変革意識・スピード感・目標へ向かう強い実行力の通り、さまざまなことがものすごい早さで決定され、絶えず変化を繰り返していきました。また、十二支の子が表す真冬の如き忍耐を強いられる場面も多く起こりました。反面、目標が定まると勢いのある後押しが働きやすい運気でもありましたから、いつもはしたいことも実行に移せずにいたけど、なんだか今年は思い切って実行できた。行動してみたら、なんとかなってしまった、という方もいらっしゃると思います。

そして2021年の始まりは、2020年とにかく駆け抜けてきた足がふと止まり、一瞬立ち尽くした後に後ろを振り返る。そんな印象があります。

走った、歩いてきた道、自分自身に目を向ける。

2020年は、自分自身のことも、家族や環境について…生活様式もそうですが、個々のいろんな思いやそれぞれの課題みたいなものがバラバラと浮かび上がってきて、考える間もなく取捨選択をしてきたという場面が多かったように思います。

その作業は、その人の大切なものの上にかぶさっていた大きな遮蔽物をボコンボコンと取り払ってくれたような印象があります。

2021年はそこからさらに細かい部分を洗い出して不要な部分を取り払い、ブラッシュアップしていく。

その過程で、あ!こんなものがここにあった!あれ?私こんなものも持ってたの?なんていう、自分自身との懐かしい、嬉しい再会もありそうです。

また、年運のもう一つのエッセンスである十二支が表すのは季節とテーマ。

2020年の丑(うし)が表す季節は冬、テーマは「学び、知恵」です。

冬に属する十二支は亥・子・丑の3つ。

2021年は丑ですから、2019年から続いた冬の運気の締めくくりと、春にむけた準備の年といえます。

丑は他に1月を表す十二支でもありますが、1月は畑の天地返しの時期でもあります。極寒の時期に土を深く掘り返し、地中にあった土を寒さや日光に当てることで、地中で越冬していた悪い菌や害虫を駆除し、春の種まきへの準備を始めるのです。他には種の選別なども大切な冬の仕事の一つですね。

天地返しにしても種の選別にしても、次の実りのためにはおろそかにできない大切な仕事。種の選別も、どんな種が良い種なのか知っていなくてはできません。経験や知恵が必要な仕事です。

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こうして書いていくと、なんだかまだまだ厳しい冬が続きそう…という気持ちになりそうですが、大丈夫です。

夏以降になると、それまで精査して磨いてきた宝石が輝き始める時期になりますし、同時に2022年の春の運気が流れ込み始めます。

また、宝石は輝き始めるとそれが失われることはありません。もちろんメンテナンスは必要ですが、そこに到るまでの努力が輝きそのものですから、その努力や経験が失われることはありません。その経験と輝きを大切に抱きしめながら、また、次のステップへと歩き出していくのです。

ここでひとつ注意したいのは、辛はもう十分なのにうっかりストイックに磨き続けちゃうという一面もあるという点。くれぐれもそこは無理のないように注意したい点ですね。磨き続けちゃうと擦り減って割れちゃうこともありますからね。

というわけで、

2021年は『何をするにしても特に自分自身の感覚を丁寧に扱うべき年』

といえそうです。そして運気がそれを後押ししてくれます。

あなたがあなたの本質を見極め、自身の輝きを見出せば見出すほど、辛丑の運気がそれを喜んでバックアップしてくれます。

身体面でもぜひ丁寧に体の声を拾ってあげてくださいね。2020年は経験したことのない独特な緊張感が常にありましたし、まだ継続中です。疲れが出ている方もいらっしゃると思います。

また、何か学びたいことがある方はぜひチャレンジしてみてくださいね。

特に、冬の十二支を持つ方や知性の星を持つ方にはおすすめです。

学びはそんなに、という方も、別にお勉強しに行くだけが学びではありません。

本を読むでもSNSでも得ることはたくさんあるでしょうし、興味深い人に会いにいったり、旅行に行って見聞を広げるのも学びだと思います♪

ここでも、自分の繊細なアンテナの感覚を丁寧に感じることがオススメ。

「あの人がこう言ってた。」よりも、「私はこう感じた。」を大切にしてくださいね!

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さぁ、工房では、おじいさんと女の子がお茶の用意をしています。

さっき女の子が持ってきた石をどうするかが決まったようです。

女の子は、その石がどんな風になるかとても楽しみな様子で、あれやこれやとおじいさんに話しかけています。

おじいさんの方は、あの石がどんな色に輝くか、もう予想できているようです。

そしてそれが女の子にとってかけがえのない宝物になることも、確信があるようです。ニコニコと優しく笑いながら、女の子の問いに応えています。

お茶を飲み飲みひとしきり話したら、さぁ、作業の始まりです。

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いかがでしたでしょうか。1年の運気とあって、書いてるうちにとっても長くなってしまいました😅

変化の激しかった年の次は、それぞれが繊細な精査を求められる運気が巡ってきます。そして2022年の壬寅=春の海に繋がっていくのですが、暦ははるか古代から繰り返し繰り返し受け継がれてきているものなのに、去年の世の中の動きを見ていても、なぜこうもピタリとハマるのか、、となにかこう、宇宙の策略のようなものを感じざるを得ません。でも、夜星の星たちも、原則に従って周期を持って巡ってるんだもんな。そうして規則的な大きな流れみたいなものがあって、その大きな流れの中に、私がポンといるんだなぁ…暦も同じなんだよなぁ。。。なんて今考えています(惑星の周期とか難しいことわからないけど)そしてそうこうしているうちに、年が明けてしまいました。31日にアップしますって予告したのに間に合いませんでした。すみません…。予想外に長くなってしまった。そして何度も見直しながら書いて消して書いて、操作ミスして消えて…また書いて、、、この感じがまさに辛丑(操作ミスはうっかりなんで、運気のせいにしてはいけないですね。。。)

年運の解説は以上になります。

生年月日から導き出した日柱の干支から読み解く、干支別の運気の解説も、鑑定と共に承っております。すでに鑑定を受けていただいた方には運気のみの解説も承っております。